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荻窪駅南口補助131号道路従来どおり一方通行を維持(一年間)

 補助131号道路は、平成17年9月に現在の一方通行から相互通行になる計画で整備が進められてきました。しかし、交通量の増加を懸念する住民やすずらん通り商店会の皆さんから「西荻窪方面へ131号線が完成するまでは、現在の一方通行を維持してほしい」という声があがり、区に要望が出されていました。
 2月18日の区議会本会議で、区長は「相互通行が基本であるが、工事完成の9月までに地域住民の理解と合意形成を得るのは難しい。当面一年間暫定的に一方通行を維持する。その間交通量調査などを行い、一年後を目途にその結果をふまえつつ幅広い区民から意見をきいて今後の対応を検討していきたい」と表明しました。(下図参照)
 住民やすずらん通り商店会の方々は「荻窪の地域環境を考える会」を立ち上げ、広く周辺住民や近隣商店会、荻窪南側七つの町会長さんに呼びかけ、7000名を超える署名を集め区に何度も要請を行なってきました。区長が上記のように表明したことは、皆さんの運動の成果であり、喜ばしいことです。1年間の暫定措置ということですので、今後とも一方通行を存続させていく取り組みを強めていきましょう。
 私も、昨年6月「相互通行になることによってすずらん通りの交通量が増え、危険になるのではないかと不安を感じている人が多数である。地元住民の皆さんの不安が解消されるよう慎重にすすめるべき」と一般質問で取りあげました。また、駅頭での署名行動、商店会の役員さんや吉田信夫都議と警視庁への申し入れなど、皆さんと一緒にこの問題に取り組んできました。これからも、安全なまちづくりのために頑張っていく決意です。