議会報告

HOME > 議会報告 > 体系的な総合治水計画策定を要求区民の願いは水害の根絶

体系的な総合治水計画策定を要求区民の願いは水害の根絶

 この議会では、多くの議員が9月4日の水害問題を取り上げました。わが党は救援対策にとどまらず、総合的な水害対策を迫り改善を求めました。

雨水の流出抑制に全力をあげよ

議会に先立つ9月7日、沢田地区委員長らと区に申し入れ

 都市型水害をなくすには、①降った雨を地中や敷地内で処理し下水に入る水量を少なくする ②下水からあふれる水を地下などに貯留する ③下水に圧力をかけないために河川の水位を下げる(下水と河川はつながっています)ことです。このなかで、区の役割は①の流出抑制のみで、②と③は東京都となっています。では、区の流出抑制対策はどうなっているかというと、要綱で「区施設の新築時に可能な限り実施」とされているだけです。わが党は、可能な限りではなく、「すべて実施せよ」と迫り、区側は改善を約束しました。
 私は、荻窪地域の水害根絶のために、「東京都とも連携し、荻窪2丁目松見橋近くの荻窪公園や道路の地下を活用して貯留施設を早期に設置するよう」求めました。区は、「都と協議しながら進めていきたい」と答えました。