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水害対策〜善福寺川緑地地下に調節池の整備計画

 東京都建設局が、水害対策として、来年度予算に向けて善福寺川に新たな調節池の整備を要求していることが明らかになりました。11月20日(金)、私は吉田信夫都議らと建設局から聞き取りを行いました。
 この事業は、善福寺川の50ミリ対応の護岸整備事業と並行して、護岸から雨水を飲み込んで地下に一時的に貯留する地下施設をつくるというもので、貯留できる雨水の量は3万5千立方メートル。設置場所は善福寺川緑地の成田西地域を予定しているとのこと。開削での工事で、地下工事の後は蓋をして、表面は公園に復元し、地上にできるのは排水のためのポンプ施設(小型)のみ。来年度、再来年度に基本設計、詳細設計し、平成24年度から工事に入る予定で工期は4〜5年を見込んでいます。まだ、建設局の要求段階ですが、今後財務局及び知事による査定を経た後に確定となります。
 2005年9月におきた水害では、上荻、荻窪地域に甚大な被害が出ました。党区議団は吉田都議とともに、東京都に対し、善福寺川沿いに雨水貯留施設の整備を求めてきました。