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2011年第4回定例会 保健福祉委員会「こころの健康を守り、推進する法制定に向け意見書提出を」請願を採択 保健福祉委員会で請願が採択されました

 11月28日の保健福祉委員会で、「こころの健康を守り推進する基本法(仮称)」(以下基本法)制定に向け、区議会から国や関係機関に意見書を提出してほしいという請願の審査が行われました。
 この請願は、杉並の精神障害者の家族会から提出されたもので、●精神保健改革(多職種の専門家による「地域こころの健康推進チーム(仮称)」を創設し、365日無料であらゆる精神保健問題の相談・支援にあたる)●精神医療改革(外来30分診療、訪問医療の実現、救急医療の充実・専門医療の普及を行う)●家族支援(家族全体への支援を行う)などを骨子とした法の制定を求めるものです。
 私は、「うつ病やひきこもりの増加、年間3万人を超える自殺者、国民の40人に1人が精神科を受診しているなど、いま、日本国民の「こころの健康」は危機的状況にあるといって過言ではない。精神疾患対策を国の重点施策と位置付け、こころの健康について総合的・長期的な政策を保障する法整備は早急に求められている。杉並区議会から国に意見書を提出することは重要な意義を持つ。請願を採択すべき」と意見を述べました。
 採決の結果、委員全員一致で採択されました。