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区立小学校で使用する道徳教科書を採択

安倍政権の教育改悪により、小学校は来年度、中学校は再来年度から「道徳」が教科化されます。国が道徳の内容を決め、教科書に書いて教えさせ、身に付いたかどうか心の中まで評価しようというもので、反対の声が多数あがっています。
 
教育の政治的中立を侵す内容の教科書も
道徳の教科化にあたり、多くの市民や教育団体から強い懸念が示されていたのが、教育の政治的中立を侵す内容の教科書も検定合格していることです。特に教育出版社の教科書は、「国旗・国歌」が他社と比べても異常に大きく偏った取り上げ方をしている、掲載する必然性の無い安倍首相の写真を載せている、安倍首相の肝いりで設置された日本教育再生機構の道徳教育の中心メンバーが監修・編集執筆者に名を連ねている、などの問題が指摘されています。 
 採択教科書は東京書籍「新しい道徳」
そうしたなかで、杉並区では、どの教科書が選ばれるのか注目されていましたが、8月9日(水)に開かれた杉並区教育委員会で、東京書籍の「新しい道徳」が採択されました。教育出版社の教科書は選ばれませんでした。
 
道徳の教科化は憲法に逆行
市民道徳の教育が重要なことはいうまでもありません。しかし、それは国家が特定の価値観を押し付けるものではなく、国民一人ひとりが主体的に考え、選び取っていくべきものです。憲法で定める思想・良心の自由を国が侵すことは許されません。