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党区議団の調査で発覚 区長 緊急事態宣言下、公用車使い、群馬で酒を伴う会食・宿泊

他県への移動自粛に反する行為

 田中区長が緊急事態宣言が発令された直後に、公用車で群馬県に移動し、飲食を伴う区内経済団体の会合に出席していたことが、日本共産党杉並区議団の調査で明らかになりました。
 14日の区議会一般質問で、山田耕平議員は、開示請求資料で明らかになった実態を示し、追及しました。
 開示資料には、緊急事態宣言が発令されていた今年の7月14日午後に、公用車で群馬県長野原町のゴルフ場への移動が記載されていました。
 区は、山田議員の質問に、酒類も提供され、宿泊したことも認めました。 山田議員は、区長の行為は「緊急を要するものではない」と指摘。「東京都の自粛要請に背く行為ではないのか」と区長の姿勢を質しました。当日、杉並区では、ワクチン接種の新規予約が開始され、早々に予約が埋まり大きな混乱が発生していました。

調査発表にマスコミも注目

 さらに山田議員は「区内経済団体には、区から発注を受けている企業の代表者がいるのではないか」と追及。「こうした事業者との旅行やゴルフは、国家公務員倫理規定で禁止されているのではないのか」と区長の認識を質しました。
 田中区長は一切答弁に立たず、総務部長が答弁。宿泊費、飲食費は公費負担だと認め、酒を伴う飲食があったことについて「短時間で終了した」と言い訳に終始しました。
マスコミも注目。テレビ各局は14・15日のニュース番組で報道、新聞も、朝日、読売、毎日、東京、産経等が取り上げました。

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