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「選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める陳情」賛成多数で採択

20日から第2回定例会が始まりました。
11日の区民生活委員会で採択された「選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書を杉並区から国に提出することに関する陳情」の本会議採決が行われ、賛成多数で採択されました。

今回の陳情は、選択的夫婦別姓制度についての国会審議が遅々として進まない状況に対し、杉並区議会から制度創設に向けた国会審議を推進するよう、あらためて求める内容です。
杉並区議会では1998年6月に「選択的夫婦別姓制度の早期実現を求める意見書」が全会一致で可決され、内閣総理大臣宛に提出されていました。 その後、最高裁では2015年と2021年に夫婦同姓規定を合憲と判断する一方で、制度の在り方は「国会で論じられ、判断されるべき」と国会審議の必要性を重ねて指摘していました。
委員会の採決では、委員による賛否が同数となったため、最終的に富田たく委員長(共産)の判断で可決すべきものと決定。
20日の本会議でも賛成多数で採択されました。