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映画「白バラの祈り」に感動!

 12月5日、くすやま地域後援会主催で、映画「白バラの祈り」の鑑賞会が開かれた。
 「白バラ」とは、ヒトラー政権打倒を訴えるナチスの抵抗グループの名前で、1943年2月、メンバーの紅一点、21歳の大学生ゾフィー・ショルがミュンヘン大学で兄と一緒にビラ配布をしてナチスに逮捕され、処刑されるまでの5日間を描いた実話。当時の尋問調書、天候など克明に調べ、撮影場所や使用した道具など本物だそうで、制作に2年を費やした監督の熱意が伝わってくる。特に裁判官とのやりとりの場面は息をのむ迫力。死刑判決を受け、両親との最後の面会で「悔いはない」というゾフイーに、父親が「誇りに思う」と答えるシーンは胸があつくなった。命を犠牲にしても信念を貫き通すゾフィーたちの勇気に心を打たれた。