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くらし・憲法・平和を壊す 「大軍拡 大増税 許すな」の世論と運動を

10兆円を超える大軍拡  23年度予算案を閣議決定

12月17日、岸田内閣は、今後5年間で軍事費を2倍にふやし43兆円もつぎこむことや、外国に攻め込む敵基地攻撃能力の保有、軍拡のための大増税を行うことなど、専守防衛を投げ捨て「戦争国家づくり」に暴走する、新しい計画を決めました。
さらに、23日に閣議決定した来年度政府予算案には、軍事費を6兆8千億円、再来年度以降に使う資金も合わせると10兆2千億円も盛り込みました。史上空前の大軍拡予算案です。

社会保障費は軒並み削減  血も涙もない悪政

大軍拡を進める一方、社会保障費は医療費の削減と負担増、雇用対策費の削減で1500億円も圧縮され、年金給付は実質削減となりました。
国立病院の積立金やコロナ対策資金の一部まで軍拡財源に充当。物価高騰が国民を苦しめている最中に、暮らしの予算を削って軍事費につぎ込むなど、血も涙もない悪政です。
しかも、数年後からは、復興特別所得税まで軍事費に流用し、大増税を押しつけることも予定されています。

平和と暮らしを守る予算へ  9条生かした平和外交を

「軍事栄えて民滅ぶ」―こんな日本にしてはなりません。戦後最悪の大軍拡予算ではなく、平和と暮らしを守る予算への抜本的な組み換え、9条をいかした平和外交への転換に向けて、世論と運動を大きく広げましょう。

23日朝 荻窪駅での宣伝